古民家再生

築100年の古民家再生/ゆま空間設計

地域
鴨川市
特徴
平屋

築100年の古民家再生/ゆま空間設計

大屋根が田園風景に映えます。既存のかやぶきは撤去せず、波板鉄板の張替えのみとしました。

築100年の古民家再生/ゆま空間設計

もともと土間だったところで、低い位置に梁があります。この梁は構造上撤去することができず、大工さんにきれいに加工してもらい、照明入りの天井としました。

築100年の古民家再生/ゆま空間設計

既存の柱・梁に洗いをかけ、既存の砂壁状のしっくい壁には、上から塗装をかけました。

築100年の古民家再生/ゆま空間設計

概要

住み心地の良い家に変身させるのが目的です。
古民家の魅力を生かしながら、使いやすさ、快適性、耐久性を重視しました。

設計のポイント

築100年以上経っているという古民家の改修です。
床下や小屋裏の調査をしたところ、基礎が無く、玉石の上に直接柱を建てている構造です。それでもごく一部を除いて傷んでおらず、関東大震災を経験しながら、現在もしっかりと建っています。
予算の制約から構造の補強は柱根元の根がらみ設置のみとし、住みやすさ、高齢になっても安全に行動できることを重点にリフォームしました。

お施主様から一言

生まれ育った家の基を変えることなく、昔の匂いを残したまま心地よい暮らしができるようになったことは本当によかったと思います。
リフォームにあたり私どもが考えたキーワードは「日当たり」、「バリアフリー」、「耐震」です。
現地調査の段階で、天井裏から縁の下まで100年の煤と埃の中を、加瀬澤先生と足立さんのお二人が全身真っ白になって何度も視て下さったのには恐縮するとともに感激しました。信頼はここで一層深まったように思います。
何しろリフォームの難しさは開けてみなければ分からないという部分が余りにも多すぎるということです。特にバリアフリー対策では苦肉の策をいろいろ考えて頂きました。床高の古い農家ではこれが一番の難問かもしれません。やむおえず妥協した程々な段差が93歳の老父にはかえって刺激となり適当な運動となっているように思います。
リフォームして一番良かったことは、家全体が明るく清潔になったことです。
えもいわれぬ空間に身をおける幸せに感謝です。

場所 千葉県鴨川市
延床面積 147.86㎡(44.7坪)
竣工 2005年11月
転載元URL http://www.yumaku-kan.co.jp/reform_chiku100nen.html

(著作権者の許諾を得て転載)

   
ゆま空間設計

おとしよりやからだの不自由な人にも住みよいすまいづくり、自然素材を使った人にやさしい家づくりを心がけています。
バリアフリーの住宅改修、住まいの地震対策、耐震改修もご相談ください。